ピラニア・ナッテリー
カラシン目カラシン科
学名:Pygocentrus nattereri
体長は全長15cm程度のものから、成長すると60cm程になる大型のものもいる。ピラニア・ナッテリーは緑と赤に輝く鱗を持ち容姿も美しい。
臆病な性質であり、特に単体での性格は極端に臆病であるため群れることを好む。自分より大きく動くものに対しては、すぐ逃げ出す傾向がある。
野生種の食物は他の魚や稀に水に落ちた雛鳥やネズミなど、主に自分よりも小形の魚類や動物類である。他には川で死にかけている、もしくは川で死んでからあまり時間が経っていない動物類の肉も食べる。獲物からは常に距離を取り、その安全圏から獲物の肉を盗み取るように高速に泳ぐ。ただし、血液臭や水面を叩く音に敏感に反応し、群れ全体が興奮状態となると水面が盛り上がるほどの勢いで獲物に喰らい付く。
体の大きさが同じ程度のものが集まって群れをつくって生活している。群れは常に同じ水域で活動しており、ほとんど移動しない。そのため、乾季になると多くのピラニアが干上がった川に取り残され、カメや野鳥やアヒルの餌となっている。
ピラニア・ナッテリーは、 南アメリカのアマゾン川流域やエセキボ川流域、パラナ川流域、ウルグアイ川などに分布している。
口は小さいが歯は鋭く、動物の死肉や弱った大型の動物なども肉を食いちぎるようにして食べる。
寿命は、自然下で5~10年程度とされているが、飼育下では20年程である。
生息地では食用にもされるが、国内では観賞魚とされ、もっともよく知られているピラニアの仲間でもある。
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