トンガリサカタザメ
トンガリサカタザメ目トンガリサカタザメ科トンガリサカタザメ属
学名:Rhynchobatus djiddensis
トンガリサカタザメは紅海、熱帯地域の西インド洋から南アフリカ沿岸にかけてのみ見られる。
大きな個体は体盤幅3.1m、重さは227kgに達する。色は下部は白色、上部は濃い灰色、オリーブ色である。大きな背ビレと尾ビレが上下に二又に分かれる、またヒレに白い斑点があり、上部に白い斑点の列があるという特徴もある。
サメと名前が付いているが、エイの仲間。ただ他のエイのように羽ばたくように泳ぐのではなくて、サメのように体をくねらせて泳ぐ。
卵胎生であり、メスは最大で10匹の子を産む。
主に二枚貝、カニ、アカザエビ類、イカ、小型の魚などを補食する。
人間にとってはほぼ無害である。繁殖力が低いうえ、食用(ふかひれ)を目的とした乱獲で生息数は著しく減少しているため、国際自然保護連合 (IUCN) レッドリストの危急種に指定されている。
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